呪術師と呪詛師の違いは?
読み方や意味は?
呪術師と呪詛師。
似ているようで違うその存在。
呪術廻戦においての定義とは?
呪術師(じゅじゅつし)と呪詛師(じゅそし)の一般的な違いとは?
「呪術師」と「呪詛師」の読み方
呪術師:じゅじゅつし
呪詛師:じゅそし
一般的な意味から違いを見てみる
呪術(じゅじゅつ):超自然的な存在に訴えることによって、病気治療、降雨、豊作、豊漁などの望ましいことの実現を目ざした行為。
https://kotobank.jp/word/%E5%91%AA%E8%A1%93-77719
呪詛(じゅそ):神秘的、超自然的な方法によって他人に災禍を与える行為、およびそれに関連した観念、信仰の体系をいう。
https://kotobank.jp/word/%E5%91%AA%E8%A9%9B-77779
師(し):教え導く人、専門的な技術をもった人、おさ、多くの人の集まる所、軍隊
上記それぞれの言葉の意味から考えると、一般的に呪術師は、祈祷や儀式などを通じて雨を呼んだり、豊作を実現させたりする役割の人、またそれを可能にする能力(呪力)のある人のことを指します。
対して呪詛師は呪力を持って人に害をなす=呪い殺す、呪いでダメージを与える、不幸にする、などの行為をする人のことを指すといえます。
呪術廻戦における呪術師(じゅじゅつし)と呪詛師(じゅそし)とは?相違点は?
ただし、呪術廻戦における呪術師と呪詛師は、少し意味合いが異なります。
公式ファンブックによれば、
呪術廻戦における呪術師は、呪霊を祓うために呪力を使用する存在。呪力を持たない非呪術師(一般の人々)のために呪力を使います。先に説明した一般的な呪術師のように雨乞いや豊作のために儀式などを行うことはありません。
また、原則としてマイナス面での呪力の使用(善良な人にダメージを与える、呪い殺すなど)もありません。非呪術師の呪殺は禁忌であり、これを犯した呪術師は呪詛師に指定され処刑されることになります。
呪術廻戦における呪詛師は、呪力を他者のために用いるのではなく、自身の要望を満たすため、または快楽の追求のために非呪術師を呪い殺すものであり、呪術師とは敵対関係にあります。
夏油のように元々呪術師であった、また呪術師になるはずであった人物が結果として呪詛師になっているケースもあります。
共通するのは、呪術師も呪詛師も呪力を持っているということ、ただしその能力やレベルは各個人によって異なります。
相違点としては、呪術師は非呪術師を守り世界の秩序を保つように暗躍する存在であるのに対し、呪詛師は非呪術師に危害を加える側ということ。端的に言ってしまえば、呪術師=善、呪詛師=悪という構図が成り立ちます。
ただ、その背景にはさまざまな人の想いや事情、そしてしがらみなどがあるのですが…。
まとめ
・一般的に呪術師は呪力を持って雨乞いや豊作の実現などを担う存在であるのに対し、呪詛師は呪力によって他人に災厄を与える存在
・呪術廻戦における呪術師は呪力を非呪術師のために使用する存在
・呪詛師は自らの快楽や欲望のために呪力を使用、非呪術師を呪殺する存在
参考:呪術廻戦公式ファンブック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%AA%E8%A1%93%E5%BB%BB%E6%88%A6#%E5%91%AA%E8%A1%93%E5%B8%AB_2
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