劇場版『呪術廻戦0』の興行収入がどれくらい行くのか?予想と最終興収をまとめています。
劇場版『呪術廻戦0』の最終興行収入
興行収入と動員数の結果
興収は累計興収約137.5億円、累計動員980万人(5月29日時点)。
上映は5月29日で一斉終了となります。
予想していた130億円のラインを超えてしまいました。
最終的に歴代興収は14位。「天気の子」に次ぐ順位で大ヒットとなりました。
【ここから先はアーカイブ】
※ここから先は予想のアーカイブです。ご参考までに。
同じジャンプ作品の『鬼滅の刃』の場合、
アニメ1期→劇場版無限列車編→テレビアニメ無限列車編→アニメ遊郭編
という流れ。
『呪術廻戦』もアニメ1期→劇場版という流れなので、ここで両者を比較しながら、劇場版『呪術廻戦0』の興行収入を予想してみましょう。
結論
100〜130億円あたりと予想。
根拠は、鬼滅の刃「無限列車編」との比較
ここから先は予想の経緯です。参考までに。
発行部数
作品名 | シリーズ累計発行部数(電子版含む) |
鬼滅の刃 | 1億5000万部(2021年2月15日時点) |
呪術廻戦 | 5500万部(2021年10月4日時点) |
『鬼滅の刃』は全23巻完結。
『呪術廻戦』は2021年12月25日で18巻が発売。現在も連載中。
発行部数はざっくり鬼滅の3分の1です。
検索需要
2020年10月の『無限列車編』公開時の検索を100とした場合
アニメ1期終了 | 最終話 | 映画公開 | |
鬼滅の刃 | 2019年 9月末頃 23 | 2020年 5月中旬 42 | 2020年 10月下旬 100 |
呪術廻戦 | 2021年 3月末頃 27 | ー | ー |
鬼滅も呪術もアニメ1期が終了した時の検索需要はほとんど変わりません。
異なるのは、鬼滅の場合、映画公開前に最終話を迎えているということ。
2021年10月中旬の『呪術廻戦』の検索需要を見てみると大体、『鬼滅の刃』の3分の1ぐらいです。
プロモーションの予算
劇場版『無限列車編』の場合、広告費が2億円程度と言われています。
スカイツリーも点灯しましたし、コラボやイベントも多かったですよね。
『呪術廻戦0』は12月に入って色々と企画が打ち出されていますが、そこまで広告費にお金を費やしているようには見えません。
参考:https://eiga.com/extra/hosono/99/
スピンオフ補正
劇場版 | アニメとの繋がり |
無限列車編 | アニメ1期の続き |
呪術廻戦0 | スピンオフ アニメ1期の前日譚 |
劇場版『無限列車編』はアニメ1期の続きになります。
広告も大々的でしたので、「続きが見たい層」「気になっている層」がわんさと押しかけて、しかも、リピーターになった結果が「煉獄さん=400億の男」です。
『呪術廻戦0』はアニメ1期の前日譚にあたるので「続きが見たい層」を取り込むのはなかなか難しいかなという印象はあります。
マイナスのスピンオフ補正は働くのではないかと。
これらを踏まえると
判断材料が少ないのですが、発行部数等で考えると『無限列車編』の4分の1〜3分の1ぐらいかなと。100〜130億円あたりと予想。
(参考)歴代の興行収入は?
周知の如く劇場版『鬼滅の刃』無限列車編の興行収入はダントツ。
不動の1位だった『千と千尋の神隠し』の記録、316億8千万円を塗り替え、国内歴代興収1位に。
2022年1月10日時点で興収404億3千万円に上ります。世界興収は2021年5月24日時点で517億円。
『君の名は。』が250億3千万円(歴代5位)。
半分の200億でも歴代7位『もののけ姫』と歴代8位の『ハウルの動く城』の間なのでその凄まじさたるや。
ジブリと新海誠監督作品以外で健闘しているのが、
・『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』102億8千万円
・『名探偵コナン 紺青の拳』93億7千万円
など。
参考:http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/
まとめ
・劇場版『呪術廻戦0』の興行収入は100〜130億円あたりと予想
・結果は137.5億円
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コメント
100憶超えは無理ですよー。
今年1~3月のブームのときに公開してれば80億円あたりいけたかもしれないけど、いま配信サイト視聴者数や人気度がヒロアカより少し上の数字まで落ち込んでるので。
鬼滅と比較するには映画ムビチケ(前売り)の売れ具合ですが、鬼滅の場合は用意していた枚数が完売したあとに前代未聞の再販売を行っても売れてました。
呪術は先週の段階で特典付きすら完売してない状況です。
※ヒロアカはムビチケ完売で興行収入30億円
それと、鬼滅は歴代上位ムビチケ「観たい」登録者作品で1位の2万5000人を達成したのに対し、呪術は今日の時点でまだ200人です。
映画公開約3ヶ月の状態ですら鬼滅は3400人と桁が違ってました。
今年春ぐらいの勢いが完全に失われてるのは目に見えてわかるように、当時呪術にハマっていたライト層が東京リベンジャーズや他の漫画に移ったのが理由と思われます。
興行収入予想するとすれば、ヒロアカの30憶~今日から俺は!の50憶の間が濃厚じゃないかなと思ってます。
少なくとも呪術ファン層が全年代ではなく30代の男女に絞られてるため、50憶超えするのはかなり厳しいかと